2018/07/16 社会科学研究所定例研究会

以下プログラム

1 江田雅子氏 (地域通貨たまのわネットワーク代表)
「10年続いている地域通貨たまのこれまでとこれから」
2 池辺潤一氏 (藤野地域通貨よろづ屋事務所代表)
「お互いさまのお金 持続可能な社会のための仕組みづくり」
3 西部忠氏 (専修大学経済学部教授)
「地域通貨の持続性はいかに得られるのか」

 

この日は専修大学社会科学研究所の主催の定例研究会がありました。祝日ですが通常通り授業が行われていたので空いているゼミ生が参加しました。

特色の異なる2つの地方の地域通貨について知ることができました。「たま」は川崎市多摩区の地域通貨で比較的規模は大きく、紙幣方式を採用しています。「よろづ屋」は相模原市藤野町の地域通貨で、人口1万人規模、通帳方式を採用しています。ただ、どちらにも共通しているのは地域通貨が人と人との繋がりを持っていることです。以下、今回の研究会に参加してくれた私の友人の感想を紹介します。

友人の感想

地域通貨という分野に無知の状態で参加したが、住民同士の距離を縮めさらには地域の発展(地域資産の有効活用)まで繋がるとは話を聞くまで知らなかったし、お互い様っていう言葉もあったが人の温かみを感じられた。地域発展のための手段として地域通貨が用いられるのなら、人同士の繋がりは不可欠であってそこには人の温かさ(思い遣る気持ち)が必要であると、発表を聞いて思った。(HP作成にあたり一部編集)

地域通貨の可能性を見出す機会になりました。その一方で、それぞれの地域通貨の問題点や改善点もあり、今後の地域通貨発展について考えるべきことがあると思いました。例えば、使われていないこと、知られていないこと、紙幣は失くしてしまう、通帳は記入の手間がある等です。

今後のゼミでもより詳しく地域通貨を学び、どうしていくべきか等の話もしていきたいと個人的に感じました。

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