西部ゼミ紹介

注目

専修大学経済学部 平成29年度出来立てホヤホヤの新しいゼミナールです!

テーマ

進化経済学:経済を<進化>の視点でとらえる

教授紹介

西部忠(にしべまこと)教授

1962年2月20日生まれ。東京大学経済学部卒,カナダ,ヨーク大学大学院修士課程修了,東京大学大学院経済学研究家博士課程修了。経済学博士。北海道大学名誉教授、専修大学教授。日本進化経済学会副会長,RAMICS(Research Association on Monetary Innovation and Community and Complementary Currency Systems)理事。

専門はマルクス、ハイエク、ケインズを含む進化経済学。地域通貨,仮想通貨などの貨幣進化の研究に従事。主著に,『経済から見た国家と社会』(編著,岩波書店,2016),『進化経済学基礎』(日本経済評論社,2015),『貨幣という謎』(NHK出版新書,2014),『地域通貨』(編著,ミネルヴァ書房,2013),『資本主義はどこへ向かうのか』(NHK出版,2011),『進化経済学のフロンティア』(編著,日本評論社,2004)等。

フットワークが軽くフレンドリーな教授です。年齢が僕たちの親世代なので、とても話しやすいです。

活動内容

<通常活動>

現在は各々気になったニュースを背景まで深読みし、毎週一人ずつ発表したり、本を1冊決めてグループごとに輪読発表をするといった活動をしています。発表後にはゼミ生全員参加で話し合い、理解を深めていきます。

<特別活動>

29年度は「かがわ・山なみ芸術祭」でLifeという地域通貨を実際に運用された浅見さんのお話を聞かせていただきました。西部ゼミでは時々地域通貨に携わっている方をお招きして講義をしていただくことがあります。30年度はビヨンドブロックチェーンの第一人者であり、慶應義塾大学で講師をされている斉藤賢爾先生のセミナーにも参加させていただきました(GML主催)

<ゼミ合宿>

今年の夏は山中湖で1泊2日のゼミ合宿を行いました。ゼミ合宿ではテーマを決めてディベート大会を開催しました。

<今後のゼミ活動の予定>

実際に地元で運用されている地域通貨を現地に行って学ぶ、フィールドワークを実施する予定です。今後の活動は随時ホームページを更新してお知らせします。

備考・お知らせ

※本サイトは西部先生が北海道大学に在籍していた頃のホームページを引き続き使用しております。

※過去の投稿のタブが反映されませんので、過去の投稿をご覧になる場合はアーカイブの例えば、「2017年5月」等のタブをクリックしてください。よろしくお願いします。

※学生有志でオリジナル通貨つくりました!Twitterをご確認ください!https://twitter.com/sendaitsu_ka

2017/6/21ニュース深読み 担当:佐名木

6月21日 ゼミ発表 テーマ「広がる格差の現状と、その処方箋」

記事:http://editor.fem.jp/blog/?p=2854

選定理由

僕は元々南北問題を知って貧困について考えるようになり、格差に関心がありました。世界的にみると先進諸国のGDP成長率は0に近づいており、日本では子供の6人に1人が相対的貧困に陥っており格差が拡大しているといいます。社会情勢が不安定になり資本主義の末期と呼ばれる現代において、格差問題は最も差し迫った問題だと思います。

西部ゼミではグローバル化する社会の中で出てきた諸問題に対応するためのお金の在り方について勉強していますが、格差を作りにくくするようなお金もしくは経済取引を仲介する媒体の在り方について研究していきたいです。

6月21日 ゼミ発表 格差の現状と解決策